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京セラ製ケミカル製品のUL認証不適切対応に関するご報告

2021年3月3日

お客様各位

株式会社イガラシコーカ

京セラ製ケミカル製品のUL認証不適切対応に関するご報告

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼を申し上げます。
この度、京セラ株式会社よりUL認証に関する不適切対応の報告があり、弊社で取扱の対象製品を確認して参りました。
つきましては、下記の通りご報告申し上げます。

1.不適切対応の概略

京セラの一部ケミカル製品におけるUL認証に関して「難燃性および絶縁性について、UL機関が実施する認証試験に実際の製品とは異なるサンプルを提出しUL認証品と表記していた」との不適切な対応状況が判明しました。
また、一部ケミカル製品では成型材の開発当初から不適切な認証登録がなされていたことが判明しました。
※ご参照:URL:https://www.kyocera.co.jp/news/2021/0102_hmsw.html
京セラホームページ「当社ケミカル製品における第三者機関の認証に関する不適切対応について」。

2.対象ケミカル製品の弊社使用状況

(1)プリミックス成型材料
(2)フェノール樹脂材料

3.弊社の当面対応方針

対象ケミカル製品は、UL規格の難燃性V-0基準に準拠した京セラ社内の燃焼試験に合格し、難燃性がV-0級であることが弊社に報告されております。
弊社製品検査基準の電気特性(絶縁耐圧)試験、外観、構造及び寸法検査に合格しております。
加えて、当該成型材料使用の製品は製造開始からおよそ40年以上の製造実績があり、燃焼等による問題は確認されていません。従って、現段階においては製品の生産、出荷を継続する方針です。

ご不明な点、ご質問につきましてはご説明させていただきます。
弊社営業担当までご連絡をお願い致します。

以上